音楽のはなし
2018年10月13日
カーボン弓として有名なcoda bowを使用し始めて2年がたったので、使用感をまとめてみたいと思う。
この弓の購入経緯は次のようだ。
四年ほど前に亡き父の遺産として僅かだが株券を頂いた。それを元手に、30年ぶりに楽器を買い換えた。都内の楽器店をいろいろ廻り気に入ったものが見つかったので約100万円で購入した。それが、Collin Mezinという1900年製作のフレンチバイオリンだ。
本体に全ての予算を投入したため、弓は継続することにした。
その弓は、大学時代の先生から買ったもので銘は刻まれていないが音色がよく、30年来演奏会で苦楽をともにしてきた。価値はおそらく30万円前後だろう。ただ、重量が58gと軽めで、新しい楽器を鳴らし切れてない気がした。
楽器を購入した店で何本か試奏した中で、カーボン弓もあった。信頼する店員さんに聞くと「このクラスでは、同じ値段ならカーボンの方がパフォーマンスいいですよ」といわれた。重さも62gくらいで、ボリュームもでているようだった。
正直、木製のいい弓を買うには、その時点で予算はなく何年後にかえるかわからない。本体を変えた経験より、人生の半分以上終えた自分はあと何年弾けるかわからないので、こういうのは早い方がよいと思っている。パフォーマンスから使い物になりそうなそのカーボン弓ならば何分の一かの値段で早く買える気がした。
カーボンには少し抵抗もあったが、ここは実をとろうと思った。また職人の手作り品とは異なり工業製品なので当たり外れは無いと思った。
そのカーボン弓はアメリカのメーカーCoda bow のGXというグレードだった。安いとは言えども、ヤフオクやeBayで売ってる中国製のいかがわしい(数千円~)のと違って日本の店舗や通販では約15万円といったところだ。
実際、購入して演奏してみたところ期待以上だった。特に操作性がよい。特に速いパッセージでは、手の動きへの反応がよく木の弓より上手く弾くことができた。また音の立ち上がりがりがよく、ボリュームもあることからCollin Mezinともあいまって、頑張って弾かなくても、音が通るようになった。結果、無駄な力が抜けたと思う。
他のサイトの感想では、音色がイマイチというのがあるが、わたしはそれほど問題ないと思う。確かに木の弓と持ち替えると、音の硬さとプラスチッキーさ?(ちょっと鼻づまりぽい)は感じるが、すぐに違和感はなくなる。友人に聞いてもらったが、人が聞く限り木の弓と区別がつかないと言われた。
今この弓でオーケストラで弾いている。最初はロマン派以降と思っていたが、ベートーベン、モーツァルトでも大丈夫。ppも大丈夫。もちろん本番も大丈夫。室内楽は年2回、病院のロビーコンサートをやってるが問題なしだ。
なお私は15万円という値段でも厳しかったので、ネットで探しまくり、カナダのThe Sound Postという店で購入した。
ここなら英語力は少し必要だが9万円くらいで購入できた。頑丈な梱包で送ってくれる。
https://www.thesoundpost.com/en

2010年01月31日
3楽章が有名な、ボロディンの弦楽四重奏曲2番を聴いています。
演奏は、名演の呼び声が高い「ボロディンカルテット」(1962年)です。
これは、昔(20年位前、学生のとき)LPで持っていましたが、昔の彼女にすべて貢いでしまったため!?手元にはなく、久しぶりに聴きました。
やはり、ヴァイオリンの間の取り方、ため方など、つぼにはまって、すごくいいです。
またなんといっても、ベルリンスキーのチェロがいい!
この曲は、演奏もしたことがありますが、アンサンブルを緻密にやろうと思うととても難しいのですが、当然といえばそうですが、アンサンブル的にも面白く聞けます。

デッカ不滅の名盤100::ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲≪アメリカ≫ ボロディン:弦楽四重奏曲第2番...
演奏は、名演の呼び声が高い「ボロディンカルテット」(1962年)です。
これは、昔(20年位前、学生のとき)LPで持っていましたが、昔の彼女にすべて貢いでしまったため!?手元にはなく、久しぶりに聴きました。
やはり、ヴァイオリンの間の取り方、ため方など、つぼにはまって、すごくいいです。
またなんといっても、ベルリンスキーのチェロがいい!
この曲は、演奏もしたことがありますが、アンサンブルを緻密にやろうと思うととても難しいのですが、当然といえばそうですが、アンサンブル的にも面白く聞けます。

デッカ不滅の名盤100::ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲≪アメリカ≫ ボロディン:弦楽四重奏曲第2番...

3楽章が有名な、ボロディンの弦楽四重奏曲2番を聴いています。
演奏は、名演の呼び声が高い「ボロディンカルテット」(1962年)です。
これは、昔(20年位前、学生のとき)LPで持っていましたが、昔の彼女にすべて貢いでしまったため!?手元にはなく、久しぶりに聴きました。
やはり、ヴァイオリンの間の取り方、ため方など、つぼにはまって、すごくいいです。
またなんといっても、ベルリンスキーのチェロがいい!
この曲は、演奏もしたことがありますが、アンサンブルを緻密にやろうと思うととても難しいのですが、当然といえばそうですが、アンサンブル的にも面白く聞けます。

デッカ不滅の名盤100::ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲≪アメリカ≫ ボロディン:弦楽四重奏曲第2番...
演奏は、名演の呼び声が高い「ボロディンカルテット」(1962年)です。
これは、昔(20年位前、学生のとき)LPで持っていましたが、昔の彼女にすべて貢いでしまったため!?手元にはなく、久しぶりに聴きました。
やはり、ヴァイオリンの間の取り方、ため方など、つぼにはまって、すごくいいです。
またなんといっても、ベルリンスキーのチェロがいい!
この曲は、演奏もしたことがありますが、アンサンブルを緻密にやろうと思うととても難しいのですが、当然といえばそうですが、アンサンブル的にも面白く聞けます。

デッカ不滅の名盤100::ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲≪アメリカ≫ ボロディン:弦楽四重奏曲第2番...

2010年01月30日
滝廉太郎の遺作「憾」を聴きたくて、小川典子さんのCDを図書館から借りてきました。
CDで聴くのは初めてですが、迫り来るものがあり、心に響いてきました。
滝のメヌエットも収録されていますが、なかなか良い演奏でした。
ドイツ風の基本を守りながらも、日本の調べがちりばめられている、独創的な音楽です。
滝は早死にしなかったら、もっと数々の名曲を残せたんだろうと思いました。
また、他の日本の作曲家の曲も始めて聴きましたが、ドビュッシー風の曲もあり、気に入ったものもいくつかありました。

CDで聴くのは初めてですが、迫り来るものがあり、心に響いてきました。
滝のメヌエットも収録されていますが、なかなか良い演奏でした。
ドイツ風の基本を守りながらも、日本の調べがちりばめられている、独創的な音楽です。
滝は早死にしなかったら、もっと数々の名曲を残せたんだろうと思いました。
また、他の日本の作曲家の曲も始めて聴きましたが、ドビュッシー風の曲もあり、気に入ったものもいくつかありました。

